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名作 ” 永遠の0 ”名作 ” 永遠の0 ”

名作 ” 永遠の0 ”

話は太平洋戦争時のある零戦乗りの宮部少尉物語。
温和だが凄腕の飛行機乗り、妻と可愛い娘に絶対生きて帰ると誓うが最期は特攻で散ってしまう、
戦争に貴重な青年期と命を捧げた愛と感動の作品です。
家で多分子供が買ってきて本棚に並んでいたのをふと読むことになりました、こんな涙を誘う本があるのかと・・・、太平洋戦争時代の作品には“俺たちの大和”などいろいろありますが、いままで戦争悲惨さを見たくないために目を避けていました。
でもこれはその悲惨さだけでなく人間愛を教えてくれます。
戦争は本当に人間の幸せを奪い、大切ないのちを奪い去る、
僕たちはそんな多くの犠牲で今の幸せがあり、その当時の人々と比べると本当に身勝手でわがままな暮らしをしていると恥ずかしく感じました。

文句なく名作だと思います、途中で旧日本軍の兵隊を人と思わぬところには閉口して読みたくなくなることもありましたが、最後の結末秘話には本当に泣けました。号泣しますよ必ず。
調べてみたら来年映画で上映もするとのこと、余りに哀しくてみたくないけれど、ぜひ見なければならないと思います。