中絶手術はどうやってやるの?手術の種類について
名古屋市守山区にある婦人科【たてレディスクリニック】です。
中絶手術には、妊娠週数や患者様の体調に応じてさまざまな方法が用いられます。中でも広く知られているのが「吸引法」と「掻爬法」です。手術方法は、いずれも安全に行われるものですが、それぞれにメリットやデメリットがあります。以下では、それぞれの手術方法について詳しく説明し、両者の違いを比較します。
■中絶手術の種類について
中絶手術は、主に妊娠初期に行われますが、その手術方法としては「吸引法」と「掻爬法」がよく用いられます。これらの手術方法は、患者様の状態や医師の判断によって選ばれます。
吸引法
吸引法は、妊娠初期に広く行われる手術方法です。専用の細い管を子宮に挿入し、機械で胎児組織を吸い出すことで妊娠を終了させます。吸引法のメリットは、手術時間が短く、患者様への負担が少ない点です。また、リスクも比較的低いため、妊娠12週目までの中絶手術でよく選ばれます。
掻爬法
掻爬法は、吸引法が難しい場合や妊娠が進行している場合に適用される手術方法です。この方法では、専用の器具を使って子宮内の組織を手動で掻き出します。掻爬法は吸引法に比べて子宮内部を傷つけてしまう恐れはありますが、細かい操作ができ、感染リスクも抑えられます。
■吸引法と掻爬法の違い
吸引法と掻爬法にはそれぞれ異なる特徴があり、以下の表で主な違いをまとめています。
このように、吸引法は、特に妊娠初期に行われる安全で短時間の方法としてよく使われています。一方、掻爬法は、吸引法が難しい場合や、より細かい処置が必要な場合に選ばれることがあります。
■当院は吸引法と補足的に掻爬法を併用して行います
当院では、患者様の健康と安全を第一に考え、基本的には吸引法を用いた手術を行っていますが、必要に応じて掻爬法を併用することもあります。
手術の精度を高め、合併症のリスクを最小限に抑えています。また、手術前には事前に患者様としっかりとカウンセリングを行い、それぞれの手術方法について詳しく説明し、患者様に最も適した方法を選んでいます。
■中絶手術の前処置について
中絶手術を行う前には、手術を安全に進めるための前処置が必要です。手術中の子宮損傷のリスクを減らすため、子宮口を広げるための前処置を行います。感染症の予防のために抗生物質の投与も行う場合があります。手術に先立って、患者様の健康状態を詳しく確認し、必要に応じて検査を実施することもあります。
■まとめ
中絶手術には、吸引法と掻爬法という2つの主要な方法があります。各方法にはそれぞれのメリットとデメリットがあり、当院では患者様の健康状態に応じて最適な方法を選択しています。また、手術前には十分な準備を行い、安全に手術を進めることを心がけています。中絶手術を検討されている方は、必ず医師と相談し、自分に合った最適な手術方法を選んでください。
名古屋市守山区で中絶手術ができる婦人科をお探しの方は【たてレディスクリニック】までお気軽にご相談ください。
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